お知らせ


2020年12月10日、新編 「星岡随筆」(京都便利堂刊 中村竹四郎著)が発行されました。詳しくは、下記サイトをご参照ください。

 http://www.kyotobenrido.com/html/page47.html

※以下はサイトより一部を引用させていただきました。

2020年12月10日発売 定価2,000円+(税)

新編 「星岡随筆」とは

本書は、北大路魯山人とともに星岡茶寮を経営した便利堂四代目社長の中村竹四郎が、月刊雑誌『星岡』に寄稿した文章を1冊にまとめたものです。

いわゆる料亭「星岡茶寮」は、大正14年(1925)から魯山人と竹四郎によって共同経営された会員制の料亭です。彼らが開いていた古美術店の二階で大正8年に発足させた会員制割烹「美食倶楽部」を引き継ぎ、茶寮は開店しました。魯山人の類い稀な美と食の才能と、それに影響を受けつつ培われた竹四郎独自の感性によって経営された星岡茶寮は、瞬く間にその名が広まり、文化人や財界人が多く集まる料亭として人気を博しました。

そのなかで発行されたのが、月刊雑誌『星岡』です。雑誌には、魯山人をはじめとする文化人たちが「趣味人のよき指南者」として芸術や風流にまつわる文章を寄せましたが、その中には竹四郎が寄稿したものもありました。食や芸術、旅や関わった人との話を書いた43篇の彼の言葉からは、星岡茶寮の根底にあった美や食の哲学だけでなく彼自身の仕事論や人生哲学を読み取ることができます。文章の端々から浮かび上がるのは、大正から昭和初期の日本の風景や、星岡茶寮に集った人々の姿です。

本書は、中村竹四郎生誕130年・没後60年と、昭和10年から大阪の豊中に開設した「大阪星岡茶寮」の開寮85年を記念し出版するものです。雑誌『星岡』に寄稿した竹四郎の随筆から、彼の食や人生の考え方、さらには「星岡茶寮」という空間にあったであろう匂いと一種の美しさを感じていただきましたら幸いです。


2003年に当資料室で資料提供などさせていただいたNHKの番組が、9月1日(火)、2日(水)両日にNHKBSプレミアム『プレミアムカフェ』にて再放送されます。

番組詳細は以下の通りです。

【番組名】
京都ふぁーすとくらす 第五夜(最終夜) 美食の果て〜魯山人が愛した3つのメニュー〜
(2003/08/15 放送)

【放送予定日】
2020年09月01日(火)午前9:00〜
2020年09月02日(水)午前0:45〜(深夜リピート放送)
BSプレミアム『プレミアムカフェ』枠

【番組ホームページ】
https://www4.nhk.or.jp/pcafe/x/2020-09-01/10/17753/2325271/


2019年6月3日  春風萬里荘クラウドファンディングのお知らせ(笠間日動美術館より)

「北大路魯山人の住居「春風萬里荘」の庭園を改修し、永く後世へ。」

現在笠間日動美術館では、分館の魯山人旧居「春風萬里荘」の庭園改修の為のネット上の資金調達(クラウドファンディング)を行っています。
※6月28日(金)午後11:00まで

「春風萬里荘を後世にのこすため、施設全体の保存と維持を心がけています。資金が集まれば、それだけ丁寧・万全な修復ができる予定です。」(同美術館)

詳しくは、下記のクラウドファンディングサイトをご覧ください。

https://readyfor.jp/projects/nichido-museum

笠間日動美術館のサイト

http://www.nichido-museum.or.jp/


2013年12月3日   「魯卿あん」さんが開店しました。

しぶや黒田陶苑さんが10月10日、新店舗「魯卿あん」(ろけいあん)を開店されました。魯山人が大正8年に「大雅堂藝術店」を開店し、のちに「美食倶楽部」を立ち上げた、京橋二丁目の仲通りのその同じ場所です。自身が魯山人にたいへん深いかかわりを持っておられる店主黒田草臣さんが、長年の思いを結実されたお店です。先日お訪ねし写真撮影をお許しいただきましたので、ここにご紹介いたします。

詳しくはこちらをご覧ください。

         店主 黒田草臣さん


2008年 1月30日   「美と食の天才 魯山人 ART BOX」 が発売されました。

しぶや黒田陶苑店主の黒田草臣さんの著作。豊富な作品とともに、年代を追って魯山人の仕事を紹介。


2005年 7月15日   「北大路魯山人 動画作品集 第一集 DVD」 が発売されました。

当資料室に作品資料を提供いただいている田島美術店さんから申し込みができます。くわしくはこちらをご覧ください。


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北大路魯山人資料室

資料作成 社会福祉法人プロップ・ステーション
SINCE 1.1/2000